松重豊 大杉漣さん急逝から3年「まだ信じられない」遠藤憲一も偲ぶ

 俳優の松重豊(58)、遠藤憲一(59)らが9日、都内で行われた画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」の初日舞台あいさつに出席した。2018年に死去した俳優・大杉漣さんら名脇役6人が主演し、シリーズ3作が作られた人気ドラマの劇場版。2作目の途中で急逝した大杉さんの遺志を引き継ぎ、映画化された。

 無事に公開し、松重は「突然、大杉さんがいなくなって、3年たってもまだ信じられない。きょうも、スクリーンの後ろに待機して、みんなを驚かそうとしているお茶目な大杉さんがいるような感覚。きっと風に乗って、日本中の映画館のスクリーンで皆さんの姿を見守っていると思う。その魂が届けばいい」としみじみ話した。

 遠藤も「30代のとき低予算の映画に出て、公開初日、単館系でお客さんがたったの4人でした。そう考えると、僕らバイプレーヤーと言われる俳優たちはみんな、過去に何かしら傷を持ちながら育ってきている」と述懐しながら、「漣さんもそれなりに傷つきながら頑張って生きてきた人。今、『バイプレイヤー』がこんなキレイな劇場で大勢の方に見てもらえているのを、びっくりしていると思う」と思いをはせた。

 他に、田口トモロヲ(63)、光石研(59)、濱田岳(32)らが登壇した。

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