阿部サダヲ「感動的」なペンライト景色を希望も 古田新太「大阪は高いから買わない」
俳優の古田新太(55)と阿部サダヲ(50)が10日、大阪市内で会見し、14日に大阪公演の初日を迎える「2021年劇団☆新感線41周年春興行 Yellow新感線『月影花之丞大逆転』」(オリックス劇場)をPRした。
4日に東京公演を終えたばかり。古田は「このご時世、みんなで食事をすることもできなくて、打ち上げもない。飲みに誘っても誰も来ない。見に来られたお客さんも楽屋に入れない。(大阪も“まん防”で)9時まで飲めると思ったら、8時までになって…」とぼやいたものの、作品については「非常に評判が良くて、みんな楽しかったと」と手応えを明かした。
新人劇団員を演じる2人は、共演するベテラン女優・木野花の自由な脱線ぶりをいじった。阿部は「毎日(セリフが)違うんで、同じ人かなって。何もかも忘れてしまったり」と苦笑い。
古田は「我々は同じセリフを言いたいが、言わせてくれない。友達が1回見て、もう1回見たいといって(計)3回見たヤツがいるけど、『ずるい。こんなに違うならもう1回見たい』って」と面白おかしく告白。「何があっても笑わない古田さんはすごい」と感心する阿部も、「ウチの娘は2回見て、2回目で(物語が)わかったと言っていた。木野さんが違いすぎるから」と明かした。
マスク着用での観劇となり、公式グッズのペンライトを声援代わりに振ることを推奨している。元乃木坂46・西野七瀬が出演しており、阿部は「乃木坂(のグッズ)で買ったペンライトもあったのかな」と笑わせつつ、「東京はペンライトが徐々に増えて、楽日は一体感があって、すごい感動的だった。大阪でもああいうシーンが見たい」と希望。すぐに古田が「大阪の人はペンライトは高いから買わないよ」とつっこんだ。