「上方漫才大賞」奨励賞はプラスマイナス 賞金150万円

 上方漫才大賞の奨励賞を受賞したプラスマイナスの兼光タカシ(中央左)と岩橋良昌(中央右)
 上方漫才大賞の奨励賞を受賞したプラスマイナスの兼光タカシ(左)と岩橋良昌
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 「第56回上方漫才大賞」が10日、大阪・クールジャパン大阪TTホールで開催され、奨励賞にプラスマイナスが輝き、賞金150万円を獲得した。奨励賞にはアインシュタイン、ミキ、見取り図、祇園、プラスマイナスの5組がノミネートされていた。

 決定の瞬間、岩橋良昌が「ワーッ」と雄叫びをあげ、相方・兼光タカシの肩を抱いた。司会の大平サブローから「取れると思った?」と聞かれ、兼光は「やり切ったんでいけたらいいなと」と返し、岩橋は「クセにたえてよく頑張った。感動した」と小泉純一郎元首相のマネで答えた。

 さらに、「年齢も芸歴もそこそこいってる。『兄さん、はよ抜けろ』といわれる。新人賞から9年、今年で43歳になります。(今後は)ゆっくり劇場を沸かせて、大賞のお呼びを待ちます」とコメントした。また、兼光は「半年前に母が亡くなりました。おかん、やったで!」と天国に喜びを届けた。

 昨年の第55回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、史上初めて奨励賞・新人賞の選考が中止になっており、2年ぶりの選出だった。

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