田中邦衛さんから「うるせぇんだよ!」さんま「北の国から」の思い出
タレントの明石家さんまが10日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、自身がドラマ「北の国から」に“出演”した際の思い出を語った。
「北の国から」で主人公・黒板五郎を演じていた田中邦衛さんが3月24日に亡くなっていたことが、2日に明らかになった。さんまは、歌手・さだまさしが歌う同ドラマの主題歌のものまねが得意で、番組内でも披露した。
「北の国から」については「ちゃんと作ってはるよね。われわれ(の世代)が見ると落ち着くね」とクオリティーの高さに賛辞を送った。さらに「わたしも一度テレビの中で出演させていただいてるんです」と告白した。
さんまによると、純(吉岡秀隆)が北海道に帰ってきて、五郎が駅前に迎えに行き、2人で喫茶店に入る場面があった。「その喫茶店のテレビに流れていたのがぼくなんです。そしたら田中邦衛さんが『うるせぇんだよ!』ってね」と“共演”の実情を暴露し、爆笑を誘った。
事前にきちんと出演オファーはあったが「テレビ出演で。年末のやつ借りますんで」という軽いノリだった。「うるさい役だったんです…もうちょっとええのん(役)でやれっちゅうねん」と無念そうに語った。