【4月12日のおちょやん】第91話 千代たちに新劇団で日本一をと通達!一平は即答を避け
【先週のあらすじ】
昭和20年3月、大阪は空襲を受け、京都にいた千代(杉咲花)と一平(成田凌)は道頓堀へ。菊(いしのようこ)と福松(岡嶋秀昭)を亡くしたみつえ親子は千代の家に居候する。満州へ発つ寛治(前田旺志郎)を千代が見送った後、福助(井上拓哉)の訃報が届きみつえは床に伏せってしまう。終戦を迎え再結集した家庭劇。千代は芝居を決行し、みつえの笑顔を取り戻す。家庭劇は全国巡業へ旅立っていった。
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終戦から3年、千代と家庭劇の面々は地方を回りながら公演を続けていた。そこへ突然、鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)が現れる。大山社長(中村鴈治郎)からの、道頓堀に戻ってこいというお達しだった。その頃、道頓堀は再び芝居の街として復興し始めていた。大山社長は、新しい劇団を作って日本一にするように千代たちに伝える。しかし一平は何か思うところがあり、すぐに返事をしない…。
朝ドラ103作目の「おちょやん」は、上方女優で「大阪のお母さん」として親しまれてきた浪花千栄子をモデルに描くオリジナルストーリー。南河内の貧しい家の少女が、奉公先の道頓堀で芝居に魅了され女優を志し、やがて喜劇界のプリンスと二人三脚で昭和の激動期を駆け抜ける。ヒロインを朝ドラ「とと姉ちゃん」、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」にも出演し、日本アカデミー賞など多くの映画賞の受賞歴を持つ杉咲花が演じる。