大阪府 重症病床使用率95%超える 30代も3人重症に…吉村知事「若い世代でも重症化」
大阪府は13日、新型コロナウイルスの新たな感染者が1099人と発表した。1000人を超えるのは初めてで、1日あたりの新規感染者としては過去最多。8人の死亡が確認された。
重症者は前日(12日)より15人増えて233人に。確保している重症病床(224床)の使用率は95・1%と危機的な状況となっている。
対応できる人材や設備が整っている軽症中等症患者受入医療機関等において、治療継続をしている重症者が20人おり、重症病床で治療している患者が213人で、重症者数計としては233人。
吉村知事は13日夜、ツイッターを更新し、「医療体制は非常に逼迫し、変異株の影響で重症化も早く、若い世代でも重症化します」と投稿。不要不急の外出の自粛を呼びかけた。
この日重症化したのは27人で、内訳は30代が3人、40代が3人、50代が11人、60代が2人、70代が3人、80代が5人。30代、40代の重症化傾向はデータからも明らかとなっている。