おわらいコンビ・シソンヌが１４日深夜にテレビ東京で放送された「あちこちオードリー」に出演。毎週のように出演している日本テレビ系「有吉の壁」は、実はオーディションからの参加だったことを明かし、オードリーを驚かせた。

　シソンヌは１４年のキングオブコント覇者。その実力を「有吉の壁」でいかんなく発揮しているが、若林は「『有吉の壁』で周囲の反応は変わった？」と質問。

　シソンヌの長谷川忍は「有吉の壁がなかったらここには座っていない。ありがたい」と感謝。キングオブコント優勝後も、一部では熱狂的なファンがいたものの、「感度のいいテレビは使ってくれたが、どう使っていいか分からない、説明書がないと使えないってテレビ局には呼ばれなかった」と恨みがましく言いだし、若林も「すごい怨念」と笑った。

　そんな中でコントを毎週のように放送してくれる「有吉の壁」は「ありがたかった」といい、「元々、オーディションだったんです。優勝した後ですが」とキングオブコント優勝にも関わらず、オーディションで出演を勝ち取ったと告白し、若林は「結構すごい話。優勝してもオーディション？」とビックリした。

　長谷川は「会議室で、ここを海だと思って泳いでいるフリをして（と言われて）」とオーディションの内容を明かし「そこでいろいろボケるけど受けない。後ろの芸人が笑って頑張って盛り上げてくれてるが…」と厳しい雰囲気だったという。

　するとじろうが突然「こんなことしてねぇで、俺はコントしてえよ！」と絶叫。長谷川は「そしたらそれが一番受けた」といい、出演の声がかかったという。

　長谷川は「これ、優勝した後の話ですからね」と念を押すと、オードリー春日は「下積み、苦労時代の話かと思った」と大笑いしていた。