小池知事「エッセンシャルワーカー以外、可能な限り東京に来ないで」
東京都の小池百合子都知事は15日、都庁で取材に応じ、大型連休を控え、改めて人流を抑制するため、ゴールデンウィーク期間中の平日の有休取得、スーパーの買い物にも「3日に1回程度」で通販利用などを都民に要請した。
小池知事はモニタリング会議終了後に会見に応じ、「緩慢な状況が続くとより長期化する恐れがあると考えている」とし、人流をより抑制するためにさまざまな要請を都民に訴えた。
まず都県を越える外出の自粛、大都市圏との往来を控え、連休中の旅行は中止または延期。都外から都内へ出勤、通学などでやってくる人たちへは「エッセンシャルワーカー以外、可能な限り東京に来ないで」とも呼びかけた。
その分、テレワークを事業者に求め「とことんテレワーク、オンライン会議で出張も控えてもらう」とした。
都民についても「お買い物は必要最低限」「3回に1回程度、少人数短時間、通販も活用を」と、極力外出しないように呼びかけ「緊急事態宣言が出た事の気持ちを思いだして頂きたい」と訴えた。
店舗側にも「スーパーや商店街、大売り出しなど催し物が人流を拡大する。工夫していただきたい。中止または延期を」と呼びかけ入店制限なども必要によっては行うことも勧めた。
また近づいてきた連休の間の平日に「積極的に有給休暇、連続の休暇を取るよう、旅行推奨ではなく、人流を抑えるため」と、連休中の平日も休める人は休んで欲しいと語っていた。