没後20年の河島英五さん娘あみる、昨夏の夢を現実に 16日から京都で「河島英五展」

 「河島英五展-人生旅的途上ー」をPRする河島あみる=京都市の京都文化博物館
「河島英五展-人生旅的途上ー」をPRする河島あみる=京都市の京都文化博物館
「河島英五展-人生旅的途上ー」をPRする河島あみる=京都市の京都文化博物館
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 2001年に48歳で死去した歌手・河島英五さんの長女でタレントの河島あみる(43)が15日、京都市の京都文化博物館で取材に応じ、16日から同所で開かれる没後20年「河島英五展-人生旅的途上-」をPRした。

 昨夏に父の展示会を開いている夢を見たというあみるは「やれってことかなと。夏から準備を始めた」と明かした。当初、展示品は100点余りの予定だったが、「実家の父の書斎から出てくる、出てくるで」250点以上になったという。

 中学2年のときに姉の初任給でギターをプレゼントされた河島さんが、曲作りで書きためていた創作ノートも30冊近くあったという。会場には書斎も再現され、愛車のバイクも置かれた。

 あみるは「(開催は)娘としてよりファン代表として。さらに、父のかっこいいところを発見した。父のファンになった」と思いを明かした上で、「河島英五が亡くなって20年たっても音源を聞いてくださったり、歌ってくださったり、父を思い続けてくださるファンの皆さんへのありがとうの気持ちを込めた」と力を込めた。

 自身の息子も、河島さんがヒット曲「酒と泪と男と女」を作った18歳になったと明かし、「(河島さんの)孫が『英五じいってかっこいいよな』って。それで(展示会は)8、9割成功したと思ってる」とほほ笑んだ。父と生前、親交が深かった笑福亭鶴瓶(69)と加藤登紀子(77)も動画で宣伝に一役買っているという。

 「コロナ禍で、河島さんが生きていればどんなメッセージを送っていると思うか」と聞かれ、あみるは「加藤登紀子さんのために作った『生きてりゃいいさ』。ちょっと軽い感じで力が抜けてて好き」と返した。

 コロナで来訪できない全国のファンからの問い合わせに応えるため、VRを使ってYouTubeで会場の模様を配信するという。

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