ＮＨＫは１５日、女優・清原果耶（１９）のドラマ初主演作となったＮＨＫ「透明なゆりかご」全１０話を、５月３日から総合テレビで一挙再放送することを発表した。

　同作は２０１８年７～９月に同局で放送された。沖田×華（ばっか）さん原作の人気漫画のドラマ化で、町の小さな産婦人科医院を舞台に、ひとりの感性豊かな少女の目線で「命とは何か」を問い、見つめていく物語。幸せな出産ばかりでなく、中絶や母体死亡といった産婦人科の「影」の部分にも向き合った作品で、平成２０年（第７３回）文化庁芸術祭　テレビ・ドラマ部門大賞などを受賞している。

　清原は当時１６歳。ドラマ初主演ながら、みずみずしく堂々とした演技が大きな反響を呼んだ。共演は、瀬戸康史（３２）、水川あさみ（３７）、原田美枝子（６２）ら。

　清原は５月１７日スタートの連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインを務める。