中村獅童 初音ミクと歌舞伎共演「3面スクリーンのはしり」
歌舞伎俳優・中村獅童(48)が17日、熊本市に23日にオープンするシネマコンプレックス・熊本ピカデリーの内覧会に出席した。日本初導入となる「3面ライブスクリーン」のお披露目で、自身が主演する「3面スクリーン版 超歌舞伎『今昔饗宴千本桜2020夏』」が上映された。
「超歌舞伎」は獅童とバーチャルシンガーの初音ミクが共演する、歌舞伎と最新テクノロジーが融合した未来型の歌舞伎。コロナ禍で歌舞伎にもオンライン配信が増えつつあるが、舞台あいさつに登場した獅童は「われわれはこの超歌舞伎を2016年からさせていただいております。今回のこの3面ライブスクリーン、そして配信はこの『超歌舞伎』がはしりだ、ということをここで強調しておきたい」と、笑顔でアピールした。
「3面スクリーン版 超歌舞伎-」は熊本ピカデリーのオープン記念作品として、同所で23日から5月6日まで2週間限定公開される。