タレントの明石家さんまが１７日に放送されたフジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」で、コウメ太夫を文字通り「向上」させた。

　コウメが「カレーを作ったと思ったら、本棚でした。チクショー」と意味不明のネタを披露し、スタジオは騒然となった。それでもさんまは「これで全部終わりか？」と次のネタを要求した。コウメが「カニを食べたと思ったら…」とネタを始めたところで中断し、さんまは「さぁ問題です。カニを食べたと思ったけど、何を食べたでしょうか？」とクイズ形式に変換。向上委員会メンバーがコウメのネタを当てる形となった。

　今田耕司が「エビ」、陣内智則が「お父さん」などと答える中、コウメの出した正解は「バランスボールでした。チクショー」だった。意味不明の正解に陣内が即座に「このクイズ、ぼったくりや！」とツッコみスタジオは爆笑となった。

　次の「カモノハシかと思ったら」という問題では、正解は「カモでした」というひねりのないもの。陣内の「ぼったくりやないか！」がさく裂し、再び爆笑となった。

　さんまはこれまでも、ジミー大西、間寛平らビッグな“天然”タレントと付き合ってきただけに、コウメという珍味も見事に料理。「向上長」らしい手腕を見せた。