玉川徹氏 吉村知事にピシャリ「『聞いていない』じゃなくて調べろって話」
テレビ朝日の玉川徹氏が20日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。19日に大阪府・吉村洋文知事が緊急事態宣言を出すよう要請する方針を表明し「子どもから子どもへの感染はそれほど聞いていないので一斉休校はやるべきではない」と話したことに異議を唱えた。
吉村知事は3度目となる緊急事態宣言に向け「街全体の人の動きを、大きくいったん停止するぐらいの厳しい内容の緊急事態宣言が必要ではないかと思います」などと話したが、「子どもから子どもへの感染はそれほど聞いていないので一斉休校はやるべきではない」と小中高の休校には否定的だった。
これに、玉川氏は「『聞いていない』じゃなくて調べろって話なんですよ。聞いてないで済ますんじゃなくてね」とピシャリ。
玉川氏は、感染者が出た大阪・豊中市の小学校で全児童を対象にPCR検査が行われており、21日までに結果が出ると伝え「今まで子どもはかかりにくいって言ってたけど、無症状だからわからないっていう可能性だってある。で、感染力が強まってたとしても、やっぱり無症状がいっぱい広がってる可能性だってある。だから、ここはどうするかっていうのはエビデンスにのっとってやっていただきたい」と訴えた。
さらに「そのためには調べない限りわかりませんので、調べていただきたい。結果として無症状の感染者が子どもの中で広がってるということであれば、そこからまた家庭にということもありえますので、その結果しだいで判断してほしい」と言葉を重ねた。
白鴎大学教授・岡田晴恵氏も「今は職場だとか施設だとか、あと学校が問題になってきている。飲食(店)だけではない」と強調した。