チャーリー浜さん死去 3月に体調不良で入院し天国へ 昨年3月が最後の舞台
吉本新喜劇のチャーリー浜さん(本名・西岡正雄)が呼吸不全、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、18日に大阪市内の病院で死去した。78歳。所属する吉本興業が発表した。葬儀は近親者のみで行われた。
吉本興業関係者によれば、浜さんは介護老人ホームに入っており、今年3月に体調不良で入院。退院することなく、天国に旅だったという。昨年3月30日に京都の「よしもと祇園花月」に立ったのが最後の舞台という。
1942年11月7日、大阪市生まれ。1962年に吉本新喜劇に入団した。七三ヘアにメガネでアメリカかぶれのきざなお坊っちゃんという役柄が人気になった。代表的なギャグ「…じゃあ~りませんか」は流行語となり、1991年の新語・流行語大賞の年間大賞となった。ほかに「ごめんくさい。あ、こりゃまたくさい。あー、くさ」「君たちがいて僕がいる」などのギャグでもお茶の間で親しまれた。1992年には上方お笑い大賞の金賞を受賞した。ドラマやCMに出演するなど、テレビでも活躍した。私生活では4度結婚したことでも話題となった。
吉本興業は「皆様には、故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とコメントしていてる。