玉川徹氏 5・11解除に疑問「都が2000人ぐらいになると予想してるのに意味不明」
テレビ朝日の玉川徹氏が23日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、東京、京都、大阪、兵庫の4都府県で25日から発出される予定の緊急事態宣言が5月11日までの予定であることに疑問を呈した。
番組では、東京都のモニタリング会議で示された上昇カーブのグラフを表示。2週間後の5月7日に「一日2000人超」になると試算されている。
玉川氏は「11日の時点で2000人ぐらいになるだろうと都が予想してるのに、何で11日で解除なのかがわかんない。都が出してるデータで減り始めてもいないところが解除ポイントになってるっていうのが、どう考えてもおかしい」などと、「わかんない」「おかしい」を連発。
「尾身先生だって3週間は見なきゃいけないっていうのは、緊急事態宣言が始まったところで、いきなりそこから減少が始まるかもしれないけど、見え始めるのは2週間後。結局見え始めてから、その傾向がつかめるのには、それから1週間ぐらい必要だっていうことで最低3週間て話をしてるのに、3週間たたないで今の段階で解除になってしまうっていう設定をしてること自体が意味不明」と分科会・尾身茂会長の提言に従うべきだと論じた。
日本医科大学特任教授・北村義浩氏も「短くやりたいってことだと思うんですけど、玉川さんのおっしゃることが全く正しい。尾身先生がおっしゃるように3週間設定をして、本当にうまくいったんなら短めに終わるっていうのがいいと思う」と断言した。