東京都の小池百合子知事が２３日、都庁で定例会見を開いた。新型コロナウイルス感染拡大に関して「危機的状況」と伝え、ゴールデンウイークも徹底した行動自粛を求めた。

　この日の会見では、宿泊療養に関して「家庭内感染を減らすために活用」と説明。先日には「相談役　島耕作」で主人公がコロナ感染し、宿泊療養した様子が描かれたと伝え「かつては課長だった島耕作が、なんともう相談役になられて。情報漫画といっていい。非常にわかりやすく、実際に宿泊療養した方に事細かにディーテールまで聞かれて、島耕作にされたということなんですね」と語り、弘兼憲史氏との対談動画も紹介した。

　島耕作がベッドで高熱で苦しんでいる漫画シーンが描かれたフリップを掲げて「突然、３８度の高熱が襲ってくるなんて！！まったく想定していなかった。これがコロナというものか！！」と島耕作の台詞を読み上げた。

　宿泊施設ではロボットが出迎える様子などが描かれた漫画シーンも紹介した。

　「こちらを活用していただく。６０００室あり、現在４６％使用している」と説明した。

　ネット上も「ゆりこが島耕作の漫画見せ出したぞ」「島耕作のフリップ！！」「島耕作のパネルを見せてる絵面おもしろい」「まさか島耕作の話し始めるとは」と意表を突く会見に反応する投稿が続いている。