俳優・佐藤健（３２）が２３日、都内で、主演映画「るろうに剣心　最終章　Ｔｈｅ　Ｆｉｎａｌ」の初日あいさつに、武井咲（２７）、新田真剣佑（２４）、江口洋介（５３）、蒼井優（３５）らと登場した。２０１２年にスタートした人気シリーズの、ラストを飾る２部作前編。ちょうど２年前のこの日に、クランクアップを迎えたといい、「感慨深いです。この先もこのキャラクターたちを愛してもらえたら」と“１０年間の集大成”に胸を熱くした。

　３度目の緊急事態宣言が決まった日の封切りとなり、江口は「映画は人を解放する力がある。路上で飲むのを我慢して、エンターテインメントに酔いしれて」と、元新選組の警官役らしく社会問題に警鐘を鳴らした。

　シリーズ第１作から出演している蒼井は、佐藤の意外な一面を紹介。「京都での撮影で私が誕生日だったので、佐藤さんがご飯の予約をしてくれてタクシーで行ったら、寺に着いて。間違っていて、祈祷のお願いでした。完璧に見えて、ちょっと抜けてる」と痛恨ミスを暴露していた。