映画監督の内田英治氏（５０）と女優・真飛聖（４４）が２４日、都内で大手芸能プロダクション、ワタナベエンターテインメントが運営する芸能スクール生への特別授業「ＬＡＢＯ」を行った。

　２５日には３度目の緊急事態宣言が発出。学生に対し、内田監督が「芸術や文化、映画や音楽がストップするということはどういうことなのか考えていただきたい」と呼びかければ、昨年に公演中止も経験した真飛は「自分は心を動かしていく仕事が好きで、どんなに幸せなことかを気づける１年になったので、今回も前向きに捉えたい」と話した。

　２人は映画「ミッドナイトスワン」で初タッグを組み、配信作品「列島制覇－非道のうさぎ－」も１６日からＵ－ＮＥＸＴで先行配信中。俳優の卵たちに向けて、内田監督が「役を作るというのは間違っていると思う。準備は必要だがその場で生まれてくるもの」と持論を明かせば、真飛は「何でも楽しんでこれからも進んでもらって、いつか現場で出会えたら」とエールを送った。