吉村知事 条例で路上飲酒禁止にできないのか?に「個人的には必要ではと思うが」
大阪府の吉村洋文知事が25日、フジテレビ「Mr.サンデー」に出演。新型コロナウイルス感染拡大に伴い同日が初日となった3回目の緊急事態宣言に関して語った。
番組で司会の宮根誠司から「マスク会食義務化」「路上飲酒禁止」などを条例で決められないのかと問われると、「条例は法律を超えてはならず、法律で許されていること以上を条例で取り締まってはいけないというのが大きなルール」と説明した。
そのうえで「法律で決めるにしても、条例で決めるにしても、日本は個人の自由が最も重視されている」と指摘した。
個人的な考え方としては「社会において危険が生じる時は、僕は一時的にでも個人の自由は制限するべきではないかというのが基本的な考え方です」としたが、現状は「個人の行動は自由という前提の中で感染対策をする必要がある」とした。
「個人の自由抑制は、社会の安全を守るためには諸外国ではよく認められているが、そういうことも必要ではないかと思ってますが、今はそれはないわけなので、おひとりおひとりにお願いするしかない」と説明した。