大阪府の吉村洋文知事が２５日、フジテレビ「Ｍｒ．サンデー」に出演。新型コロナウイルス感染拡大に伴い同日が初日となった３回目の緊急事態宣言に関して、４都府県で大阪が最も医療逼迫などで厳しい状況にあると説明した。

　昨年８月に会見でポビドンヨードを含んだうがい薬が新型コロナ感染防止に効果がある旨の発言を行い、騒動になった件について、その後の状況を「ポビドンヨードどうなった」として問われると、「僕自身の発表の仕方に問題があったと思っております」と述べた。

　そのうえで「実は第２次研究が進行中であります」と明かした。「１回目の研究は４０件くらいの事例で発表したということなんですが、現状、数百件の検体を採取して、研究内容も詳細なものにし、いまその解析をしているところだと研究者から報告を受けてます」と説明し、「研究が終了した段階で発表すると聞いており、改めて冷静に科学的な発表をしていただこうと思っています」と語った。