タレントの明石家さんまが２４日、メインパーソナリティーを務めるＭＢＳラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、「２人目のパパ」としての思いを語った。

　番組アシスタントを務める元モーニング娘。で女優の飯窪春菜が「久々にパパとデートをした」という話題。飯窪は主演舞台の千秋楽後に父に焼き肉をおねだりしたという。飯窪の両親が離婚していることを知っているさんまは「また金かぁ。『お父さんそんなに好きじゃない』とか言いながら、困ったらパパ呼び出して」とあきれ気味だった。

　ここで、飯窪は「いや、うちは複雑なんで、パパが２人いるので」といきなりカミングアウトした。さんまが「俺らが知ってるのはパパ１人やねん。何言うてるの？」と状況を把握し切れないでいると、飯窪はさらに「（パパは）ずっと２人なんです。ママはどっちのパパとも離婚してるんです」と説明した。

　飯窪によると、飯窪の実の父は母と以前に離婚しており、再婚相手だった「２人目のパパ」も数年前に離婚しているという状況。さんまと会ったことのある「パパ」は２人目の方だった。

　飯窪が「ヤンタン」のアシスタントとなって丸８年を超えての告白にさんまは「もっと前に言え！」とあきれるばかりだった。焼き肉を食べたのが実の父の方だったと聞かされ「２人目のパパかわいそうやろ」とポロリ。飯窪が「２人目のパパとも仲がいい」と言うと、さんまは「その人の方にも遠慮なしに行ってあげろよ」とアドバイスした。

　さらに「俺なんて、血のつながってない二千翔（元妻で女優・大竹しのぶと前夫との長男）と暮らしてきた人間やから。そういう時に血のつながってない方に声をかけてくれるとすっごいうれしいよ」と“結婚相手の子供”への思いを正直に語った。飯窪が「２人目のパパ」に最近、炊飯器をおねだりしたことを明かすと、さんまは「パパを転がしてるよねー」と再びあきれ声。続けて「まぁ２人目のパパはうれしいわ」と自身と重ね合わせるように語った。