２８日のＮＨＫ「あさイチ」が博多華丸・大吉、鈴木奈穂子アナウンサーの満面の笑みで始まった。

　この日の朝ドラ「おちょやん」は、毒母・栗子（宮澤エマ）、姪の春子（毎田暖乃）と京都で暮らす千代（杉咲花）を、花車当郎（塚地武雅）が自分とラジオドラマで共演するよう説得に来る様子が描かれた。自分は引退したからと断る千代を、当郎が漫才師らしく笑いを交えて説き伏せ、頑なな千代の心を解きほぐした。同じく説得に来た脚本家の長澤（生瀬勝久）はそんな様子をうかがい、帰って行った。

　久しぶりのほのぼのとした展開に、「あさイチ」の朝ドラ受けは、笑顔の華丸が「いやー…」と拍手。大吉、鈴木アナも同じように拍手してスタート。前日に「でももう、明日から笑顔じゃないかな。今日が底じゃない？明日は多分、塚地君が大活躍。生瀬さんも大活躍と思うよ」と予言していた大吉が「良かった、良かった。塚地君、大活躍」と喜ぶと、華丸が「おっしゃる通り、先生！」と持ち上げ、「こんな明るい朝はいいですね」と安堵したように話した。

　ネットでも、「当郎と千代の掛け合い大きな手応えと期待」「救世主はまんまるの優しいはなびしさんだった」「おちょやんの花車さんを見て、ユーモアって人生に必要だなぁと改めて感じた」「当郎さん千代ちゃん家族を笑わせてくれてありがとう」などと、当郎に感謝する声があふれた。