#看護師の五輪派遣は困ります デモツイート10万件超え 反発急拡大 橋本会長危機感

五者協議でIOC・バッハ会長(後方モニター)の発言を聞く組織委の橋本会長(代表撮影)
5者協議に参加後、会見を行った小池百合子都知事
5者協議に臨む、組織委の橋本会長(左)、丸川五輪相(右)とリモートで参加する(モニター左から)小池都知事、IOCのバッハ会長(代表撮影)
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 東京都などが緊急事態宣言下の中、東京五輪・パラリンピック組織委員会が日本看護協会に大会の医療スタッフとして看護師500人の確保を依頼したことへの反発から、28日に愛知県医労連などが中止に始まったツイッターデモが強烈な反響を呼んでいる。「#看護師の五輪派遣は困ります」はトレンド入りを果たし、ツイート数は10万件を超えた。

 愛知県医労連は、要請についての報道に「現場は驚いている」とし、現場の看護師の悲痛な声として「わたしたちは使い捨ての駒ではありません!!!」「看護師は患者を守るために必死なんです。オリンピックへの派遣をしている余裕はありません」などとつづった。

 この日、国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議後に会見した組織委の橋本聖子会長は、医療関係者からの猛反発に「医療関係者のみなさんの力がなければ、大会を開催することはできない。“これであればお手伝いしたい、できるんだ”というものをしっかり準備できなければ、難しいと思っている」と危機感を示し「そういう体制を整えていけるように準備したい。しっかりと情報提供をしていかないといけない。そこは適切に精力的に話し合いを続けていきたい」と説明した。

 組織委は五輪・パラを通じた約2カ月間で1人5日の参加を前提とし、合計約1万人の医療スタッフの確保を計画している。

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