専門家が断言「堅い証拠があると思う」 “紀州のドンファン”元妻逮捕に
フジテレビ系「バイキングMORE」が29日、“紀州のドン・ファン”こと和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(当時77)に致死量の覚醒剤を摂取させて殺害したとして28日に元妻の須藤早貴容疑者(25)が殺人、覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで和歌山県警に逮捕されたことを伝え、元徳島県警捜査1課警部・秋山博康氏は初めから殺人を容疑に入れていることに「堅い証拠があると思う」と断言した。
秋山氏は「このニュースを聞いたとき、和歌山県警やるなと思った」と称賛。かりに自身がこの事件を捜査していたなら「覚醒剤の使用、自分の使用じゃなく他人に使用したという。その覚醒剤の違反を入口事件で逮捕し、20日間取り調べをしながら余罪取り調べで殺人で再逮捕、これが通常」だと説明した。
MCの坂上忍が「最初から殺人も入れ込んだっていうのは、和歌山県警の自信とも受け止めていいんですか?」とたたみかけると、秋山氏は「そのとおり。もう20日間で被疑者が否認でも、起訴できて有罪に持ち込むだけの証拠があったと思う。これも当然、警察プラス検察庁。検察庁とも協議します。検察庁もOKを出してるんで、ほぼ堅い証拠があると思う」と請け合った。
先に「今回、殺人と覚醒剤取締法違反、2つ(の容疑)で逮捕してる。本来、覚醒剤取締法違反で逮捕して拘留中に再逮捕っていうのが通常パターンなのかなって思ったら両方打ち出してるから、これはすごい自信があるんじゃないかなって素人目に思った」と力説していたタレント・薬丸裕英は「お話をうかがってると、裁判員裁判でも立件できそうだなと思ってきましたよ」と、さらに興奮していた。