女優・黒木華（３１）とＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの中島裕翔（２７）が、舞台「ウェンディ＆ピーターパン」（８月１３日開幕。東京・Ｂｕｎｋａｍｕｒａ　オーチャードホール）でダブル主演することが１日、分かった。２人は初共演。世界的に有名な「ピーターパン」をヒロインのウェンディの視点から翻案した作品で、黒木がウェンディ、中島がピーターパンを演じる。

　今作は日本初上演。舞台「るつぼ」「民衆の敵」などで知られる演出家のジョナサン・マンビィ氏が手掛け、両作品に出演した黒木は再タッグを組む。黒木は「色々な不安が漂う今だからこそ、夢や、想像力が必要なのではないかと感じます。皆さんに、ティンク（ティンカー・ベル）からの魔法の妖精の粉を届けられるよう頑張ります」とチャーミングにコメントした。

　中島は、２０１９年に主演した「ＷＩＬＤ」以来２年ぶりの舞台。マンビィ氏から「今回の新しい、現代的で洗練された解釈のピーター役にぴったり」と高い評価を受け、誰もが知る永遠の少年に新たな命を吹き込む。

　中島は「ピーターパンと言えば『子供のままでいたい』と願う天真爛漫な男の子のイメージなので、その中にある大人になる事や、大人そのものに対する彼の複雑な経験、葛藤、彼なりの現実との向き合い方を考察して、童心に返って演じたいです」と意気込んだ。

　他に堤真一（５６）、石田ひかり（４８）ら豪華キャストが脇を固める。