橋下徹氏 コロナ感染者判明で帰港の「飛鳥2」の対応「すごくいい事例」

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が2日、フジテレビ系「日曜報道THE PRIME」にリモート出演。乗客の男性1人が新型コロナウイルスに感染し、横浜に帰港したクルーズ船「飛鳥2」の対応について「こういうことを国が旗を振ってやらなきゃいけない」と対応を評価した。

 飛鳥2は4月29日の出港後に2度目のPCR検査結果が出て1人の陽性が判明。今月1日に横浜に帰港した。橋下氏は「すごくいい事例。本当はこういうことをもっと早く国が旗を振ってやらなきゃいけない」と徹底した検査と対策を国も参考にすべきとした。

 橋下氏は「人流抑留ではなくまずは感染対策。感染対策をやればまた経済対策できる。PCR検査も学ぶべきことがあり、むやみやたらではく一斉検査。だから(飛鳥2は感染者を)見つけることができた。一斉検査して陽性者が出たら隔離する。こういうことをイベントや集客施設でやれば経済活動できるという証になった」と、社会生活に応用すべきとの考えを示した。

 また「僕は去年から、政府がこういう実証実験的なことをするべきだと言い続けた」とし「エンタメ界もスポーツ界も百貨店も、いろんな感染対策をしながら営業していた。(国は)モニタリングで、こうすれば感染拡大しないというものを積み上げることをしなかった。結局、(感染症対策分科会の)尾身会長もショッピングセンターを休業させるのにエビデンスがないと言う。日本の政治でダメなのは根拠のない人流抑制になって、営業の制限をしてしまったこと」と批判した。

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