芦田愛菜 主演声優の映画に岩手県知事カッパ役で出演「岩手の魅力感じて欲しい」
女優の芦田愛菜(16)が、長編アニメーション映画「岬のマヨイガ」(8月27日公開)の主演声優を務めることが3日、分かった。映画「千と千尋の神隠し」に影響を与えた小説「霧のむこうのふしぎな町」など、長年にわたり愛され続けるベストセラーを世に送り出した作家・柏葉幸子氏の同名小説が原作。人間臭く生きる17歳の少女を、自らも来月で17歳となる芦田が等身大で演じる。
舞台となった岩手県の達増(たっそ)拓也知事(56)が河童(カッパ)役で出演し、声優に初挑戦することも明らかになった。達増知事は「岩手県ではマヨイガや、私が演じた河童をはじめとした妖怪文化が根付いています。その不思議な世界が、美しい映像で描かれていますので、岩手の魅力を感じてほしい」と呼びかける。
さらに、同県大槌町では「応援する会」を発足し、今作とのコラボグッズの開発やコラボビジュアルを制作予定。遠野市でもコラボ商品の企画を検討しており、県を挙げて盛り上げていく。