ペナルティ・ワッキー がんと宣告された瞬間を明かす、妻に1カ月言えず
お笑いコンビ、ペナルティのワッキー(48)が3日、日本テレビ系「深イイ話×しゃべくり」に出演し、昨年3月に中咽頭がんと宣告された当時を振り返った。妻のあゆみさん(47)も出演し、がんの「恐ろしさ」を語った。夫妻は結婚14年目。子どもが2人いる。
異変に気付いたのはワッキーがのどにこりこりすると感じたことだった。病院で診てもらった際についてワッキーは「耳鼻科さんでは分からなくて大学病院を紹介されて。組織を調べたら『これは、がんです』」と唐突に宣告されたことを話した。すぐにあゆみさんには話せなかった。
ワッキーは「すぐには嫁に言えなくて。1カ月言わなかった」と振り返った。「不安できつかった。普段通り子ども達に接して。もしかしたら死んでしまうかもしれない。この幸せが途切れてしまうかもしれない」と不安に押しつぶされそうだったという。
それから1か月。中咽頭がんと宣告されたという。8カ月の闘病生活が始まった。その間、給料はゼロだったという。あゆみさんは「大丈夫。蓄えていたものがあるから」とワッキーに心配をかけまいと励ました。
あゆみさんは「この病気って恐ろしいと思うのは体だけじゃなく、性格まで、精神的なところまで影響をおよぼす。治ってもまだ体をむしばむ。克服してすごい」とワッキーをたたえた。