お笑いコンビ・ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥの井上裕介が８日、読売テレビ「あさパラＳ」にゲスト出演。新型コロナウイルスに感染した時のことを「メンタルやられますね」と振り返った。

　井上は４月１２日夜に発熱し、１３日にＰＣＲ検査を受け１４日に陽性と診断された。当初は自宅療養し、途中でホテル療養に切り替わった。司会のハイヒール・リンゴが「何か買うてきてとか頼むのは？」とホテル療養の生活について尋ねると、井上は「差し入れできるんですけど前日までに差し入れの人が来ますとか、ルールがある」と答えた。ホテルは禁煙で「僕のまわりの感染者は、それが一番キツかったと言っていた。コロナは肺（炎）なんで喫煙は絶対できない」と話した。

　外出も一切できず「部屋から出るのは朝、昼、晩のお弁当を取りに行く時間だけ」だったという。リンゴが「メンタルやられる？」と尋ねると、井上は「メンタルやられますね。このオレでも、です」と答えた。「僕は無症状で元気。でも外に出られない。どこかでだれかにうつしてしまったら…。相方（石田明）も陽性になったので。ひょっとしたら命に関わるじゃないですか。だからそこのメンタルですね。だれかがこれで亡くなったら、重症化したら…。自分の責任って思わざるを得ない。そこがしんどかったです」と力を込めて語った。