たこやきレインボー、生配信で涙の卒業 新たに5人によるグループ名公募を発表
大阪を拠点に活動するアイドルグループ・たこやきレインボーが9日、YouTubeで「たこ虹 本日卒業」と題して卒業配信を行い、メンバー5人全員がグループから卒業した。ラストでは5人の大人っぽい新ビジュアルを公開し、グループ名を公募すると発表した。
「たこ焼き」を作って食べながらの配信で、約9年の「たこ虹」に区切りをつけた。冒頭ではこれまでの節目と同様にサイダーで乾杯。リーダーの堀くるみ(21)が「たこやきレインボーの卒業を祝して乾杯!」と音頭を取り、5人が笑顔でグラスを合わせた。その後はパネル写真で過去を振り返り、懐かしいプライベートの制服姿などで盛り上がった。
最後に春名真依(20)、彩木咲良(19)、清井咲希(21)、根岸可蓮(20)、堀の順であいさつ。春名は「楽しい思い出ばっか。いろんな人に出会って、愛してもらって、たこやきレインボーのメンバーになれてうれしかったです」といい、最年少の彩木は「メンバー、ファン、スタッフの皆さんが大好き。そのメンバーは変わらない」と力を込めた。
清井は「ステップアップするための区切りの卒業。終わりという悲しいワードじゃない。ワクワクしながら待っていて欲しい」と明るく呼びかけ、根岸も「これからも自分たちが輝いてる姿を皆さんにも見て欲しいノで頑張ります」と約束。最後の堀が「9年というと長く感じるけど、アッと言う間」と振り返りつつ涙を見せると、他のメンバーにも“伝染”。堀は「これからのウチらのことも見守って欲しい」「個人個人でも5人でも上のステージに行けるよう頑張るので」と誓った。
その後、5人の新ビジュアルを公開。堀は「これからの私たちはいまの私たちに合ったグループ活動というか、『虹家族(ファンの通称)』さんの求めるようなものも混ぜつつ、これからどんどんやっていきたいなと思ってる」と決意表明し、配信の視聴者に「それに向けて、この5人に名前をつけてほしい」と要請。関西人らしく「大喜利じゃないです」と付け足し、「模索しながらやっていきたい」とした。
5人は「たこやき-」としての円陣後、彩木のギターで涙ながらに「一緒に帰ろう」を歌い、目を赤くしながら「それではまいどおおきに たこやきレインボーでした」と恒例のフレーズで締めた。
関西出身の5人は卒業後、個人での芸能活動は継続。充電期間をへて、5人による新たなプロジェクトが立ち上がる予定とされている。
5人は4月18日の生配信で、5月9日に大阪・南港ATCでフリーライブを行って全員卒業と発表したが、緊急事態宣言発令を受けてライブは7月31日に変更された。
たこやき-は、ももいろクローバーZの妹分として2012年9月に結成された。