ももクロ なぜか世界でバズった! 9年前リリース「ニッポン笑顔百景」が爆裂!
ももいろクローバーZがユニット名義で2012年に発表したシングル「ニッポン笑顔百景」が、世界的にバズっている。今年2月、米国の一般女性がエンディングテーマだったアニメの映像と共に投稿すると、動画アプリ「TikTok」で爆発的に広がり、サッカーの元アルゼンチン代表カルロス・テベス(37)にまで波及。時を超えてiTunesのJ-POPチャートでパナマなど6カ国を制覇し、メンバーも驚く現象となっている。
9年前に「桃黒亭一門」名義でリリースした楽曲が、なぜか世界でバズりまくっている。きっかけは2月21日、米女性がTikTokに投稿した動画とみられている。12年のリリース当時、落語をテーマにしたアニメ「じょしらく」のエンディングテーマとなっており、キャラクターたちが曲に合わせて踊る映像が話題だった。
“起源”とされる動画ではアニメのエンディング映像を改めて投稿。吉田兄弟が三味線で参加し、歌詞に♪じゅげむ じゅげむ…と落語の演目「寿限無」の口上が入るキャッチーな曲調と踊りやすさが受け、3月から爆発的に完コピダンス動画が拡散されるようになった。
各国の音楽ストリーミングサービスも席巻し、iTunesでは、フィンランド、スロバキア、キルギスタン、アルジェリア、パナマ、クロアチアでJ-POPチャート1位を獲得。SNSの総合的な勢いを示すSpotifyのViral Top50にはシンガポール、インドなど4カ国でランクインした。4月にはテベスがダンス動画を投稿するという奇跡のコラボにまで発展している。
思わぬ広がりにメンバーも反応。高城れに(27)がTikTokの公式アカウントを開設し、メンバー4人が踊る本家バージョンを公開するや720万回再生と逆輸入の盛り上がりを見せている。
デイリースポーツの取材に、佐々木彩夏(24)は「世界に発信しようだなんてゆめゆめ思ってなかったのに、色んな皆さんに楽しんでもらえてうれしいです」と、喜びのコメントを寄せた。