坂上忍 菅首相批判止まらず「いい年こいた人が薄っぺらい精神論」「説得力感じない」
俳優・坂上忍が10日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。菅義偉首相について、痛烈な批判を連発した。
菅首相が7日の会見で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長について「ゴールデンウィーク中の人流の減少というその所期の目的は達成できたと考えます」などと語った内容について、坂上は「ここまで明確な数字、エビデンス(証拠、データ)示していただかないと、ちょっと、“いい年こいた人”が、この期に及んで薄っぺらい精神論を言ってるとしか(受け)取れない、と思うんですよ」と「いい年こいた人」の「薄っぺらい精神論」と批判。
「この数日間、菅総理は人流抑制、ある程度達成したんだ、っていうね、その自慢話じゃないけど、それも当初の狙い通りにいってるはずがないわけであって、それを強調したところで、虚しく響くというか、結局今回の会見でも質疑のところが全くかみ合ってない会話なんですが」(※発言ママ)と繰り出した。
ワクチン接種の問題に対し、「インフルエンザの接種では(1日)60万回ぐらいは平均でできているという報告を受けています」と菅首相が発言したことについても、「『報告受けてます』(って)。こういう立場の人が、また聞きとか、人がこう言ってたんで大丈夫だと思います、じゃなくて、また聞きでも自分の言葉で伝えてくれないと、説得力、強さが感じない」(※発言ママ)と厳しい言葉での菅首相への批判が止まらなかった。