坂上忍 五輪開催の是非「選手も積極的に発言すべき」「きれい事ばかりじゃなく」
俳優・坂上忍が10日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。東京オリンピック・パラリンピック開催に対するアスリートの発言について思いを語った。
坂上は「日本ってさ、アスリートの人たちって受け身っていうか、特にアマチュアスポーツはそうなんだけど、決まったことに従います、っていう姿勢を美徳とされてるのかもしれないけど。4年間、いろんなこと犠牲にして、一生懸命やってきた人たちなわけで。僕は選手の皆さんも積極的に発言すべきだと思う」(※発言ママ)とワクチン優先接種問題も含め、開催などの議論について、アスリート(選手)が積極的に発言し、議論すべきと主張した。
続けて「逆に(現役の)選手の人たちが言いづらいんであれば、オリンピアンとか元選手、スポーツ関係の人たちが、もっと声を大にして、きれい事ばかりじゃなく(発言してほしい)」と訴えた。
坂上は「今のままだと、医療関係の方と、オリンピックやりたい人たちがムダにぶつかりかねない状況」と指摘し、政府、大会組織委員会、東京都に対し、選手、スポーツ関係者が積極的に発言することで「もっとプレッシャーかけた方がいいんじゃないか」とも話していた。