矢作兼、スギHDワクチン予約問題に「強く言えない自分がいる」…芸能人特権?
お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が12日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、愛知県西尾市がスギホールディングスの会長夫妻のためにワクチン予約を優先的に確保していた問題に「ぼくらも芸能人特権じゃないけど…強く言えない自分がいる」と言いだし、スタジオも失笑がもれた。
番組では、西尾市がスギHD会長夫妻にワクチン予約を優先確保したことを認め、謝罪したことを取り上げた。西尾市側は、会長夫妻がこれまでも多大な貢献をしてくれたことから副市長が「毅然と断れなかった」と説明。スギHD側は会長の妻が肺がんの手術を受けたことがあるため秘書が「おもんぱかり、使命感で」問い合わせたといい、会長はアナフィラキシーの過去があることから「ワクチン接種は希望していない」と説明している。
これにコメントを求められた矢作は「ぼくらもちょっと…そういう芸能人特権じゃないですけど、良くないけど、強く言えない自分がいまして…」とボソリ。
矢作は「並んでる飲食店で『お先にどうぞ』とか言われ…。皆さん並んでるのに不公平だから『並びますよ』と言ったならいいが、その時の僕は『いいですか?』って入っちゃってるから、あんまり強くは言えないんですが…」と、過去に“芸能人特権”を使ったことがあると告白。
これに坂上忍は「ご飯とワクチンは一緒にしなくても」と笑うも、矢作は「でも、特権はあるのよね~」と認めていた。