西郷輝彦 前立腺がんの最先端治療のため渡豪…日本では未承認「先を見据えて治療決意」
歌手で俳優の西郷輝彦(74)が12日、前立腺がんの最先端治療を行うため、4月末にオーストラリアに渡ったことを公表した。西郷は2011年に前立腺がんを摘出。17年11月に再発し、治療を続けていた。前立腺がんのマーカーが上昇したこともあり、現在、日本では未承認の最先端治療を受けることを決意。すでにオーストラリアに到着しており、8月末ごろ帰国予定。
西郷は所属事務所を通じ、「この度、最先端治療を受けるためオーストラリアに来ました。先の5年10年を見据えて今治療をすることを決意し、日本に戻ったらまた元気に仕事をしていきたいと思っております」とコメントを発表した。
【前立腺がん】
前立腺の細胞が正常な細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することで発生する。多くの場合は早期に発見すれば治癒可能。