神戸「チキンジョージ」閉店危機でクラファン立ち上げ、コロナ禍で200本以上中止・延期
今年創業41周年を迎える神戸の名門ライブハウス「チキンジョージ」が13日、クラウドファンディング【老舗ライブハウス神戸チキンジョージコロナ禍での危機を乗り越える存続プロジェクト】を立ち上げた。目標額は1500万円。
チキンジョージは神戸から音楽文化を発信し、矢沢永吉、BOOWYを始め、内外のビッグネームが出演した聖地。95年の阪神・淡路大震災では倒壊したものの復活したが、コロナ拡大による多大な影響を受けて存続の危機に直面。「41年という月日をかけて皆さまと築いてきた音楽文化の灯を消さない、絶やさないため」(同店)に、CAMPFIREでのクラファンに踏み切った。
昨年2月から公演自粛・休業要請を受け、200本以上のライブが中止・延期に。40周年記念公演は開催できなかった。店舗賃料や固定費の負担は非常に大きいという。児島進代表は「われわれ独自でこのままライブハウスを続けていくのが非常に難しい状況になっております」と、協力を呼びかけている。
協力へのリターンとして復刻ロゴTシャツや使用期限なしのドリンクチケット、同店の音響設備で好きな音楽を大音量で聴くプランなどが用意されている。