乙武氏「抜け駆け接種」報道に疑問 ワクチン廃棄と有効利用「答えは明白」
作家の乙武洋匡氏が13日、ツイッターを更新。茨城県城里町の町長らが町内の高齢者にさきがけて新型コロナのワクチンを接種していたことに「キャンセルが出て廃棄するしかないワクチンなら、陣頭指揮を執る町長らが接種しておくことに、さしたる問題を感じないのだが…」とつぶやいた。
乙武氏は城里町の町長ら職員など29人が高齢者にさきがけ接種したと報じた記事を添付。記事の中では医療従事者向けのワクチン接種でキャンセルが発生したためとされている。
これに乙武氏は「キャンセルが出て廃棄するしかないワクチンなら、陣頭指揮を執る町長らが接種しておくことに、さしたる問題を感じないのだが…」と投稿。一夜明けた14日には「今朝のワイドショーでは#抜け駆け接種 なる言葉で報道していたらしい。キャンセル分のワクチンを有効利用するのと、そのまま廃棄するのとどちらがいいのか。答えは明白ではないだろうか?」と改めて訴えた。