専門家が警鐘「ワクチンが進んでる国とそうじゃない国とは違う」 マスクと換気呼びかけ
テレビ朝日系「中居正広のニュースな会」が15日、新型コロナウイルスの変異株について詳報し、専門家が「ワクチンが進んでる国とそうじゃない国とは違う」と警鐘を鳴らした。
内科医・久住英二氏は「N501Yという変異ウイルスは感染しやすく、かつ体の中に入ったウイルスが増えやすいので、体に入っているウイルスの量が多い。喉から鼻から出てくる飛沫にも入っているウイルスが多いので、会話などで発生するマイクロ飛沫に含まれるウイルスの量も増えますから、室内に多くのウイルスが残りやすい。いま一度引き締めて、換気をこまめにすることが重要」と説明。
さらに、自身のクリニックでも高齢者のワクチン接種が始まったが、接種をすればもうマスクをしなくてもいいのかと質問する人がいるとも指摘。「アメリカでマスクを外していいですよという動きが出ているから勘違いしてしまうが、ワクチンが進んでる国とそうじゃない国とは違うので、日本ではやっぱりマスクと換気をしっかりしましょうということを改めて徹底いただきたい」と、改めての対策徹底を呼びかけた。