杉咲花 成田凌との共演ラジオ最後に涙「寂しい」 最終回の「おちょやん」で夫婦役

 女優・杉咲花が15日、TOKYO FM「杉咲花のFlower TOKYO」に出演。ヒロイン・千代を演じたNHK連続テレビ小説「おちょやん」の元夫・一平役の成田凌がゲストで登場した。

 物語では離婚した2人は3個ずつ質問し合った。杉咲は成田に「どうしてもやめられないクセ」「仕事で一番楽しいときと、つらいとき」「私生活でのこだわり」を尋ねた。成田はそれぞれ「唇をペロッとする」「楽しいときは本番中で、つらいときはセリフを覚えてるとき」「なるべく動かない」と回答。

 クセについては杉咲も「よくやってるよね。リップ塗ればいいじゃん。もっと乾燥するっていうよ、それ(唇なめ)」と助言。仕事の答えには「わかる。自分との戦いの瞬間だもんね」と同意した。私生活について成田は「ずっとソファー。テレビ見てる。バラエティー番組とか。お笑い大好き」と告白し、杉咲は「すごい伝わってきた。撮影(のとき)からラジオの音漏れてるもん」と指摘した。

 成田は「漏れてた?ゴメン。大阪でしか聞けないラジオだから、昼飯のときとかに。ミルクボーイとか霜降り明星とかの関西でしか聞けないラジオを聞いてたから」と説明し、杉咲は「楽しんでるんだなって思った。きょうも一平、リラックスしてるんだなって思ってほっこりしてた」と明かした。

 逆に成田は杉咲に「一番好きな食べ物」「成田君、これ直した方がいいよというところ」「いまの気分」を問い、杉咲はそれぞれ「しゃぶしゃぶ」「たまによく分からないタイミングで無視する」「最高です」と返した。

 杉咲の好物を撮影中に聞いていたという成田は「疲れてるから肉なのかなって思ってたけど、(終わっても)変わらず」と反応。杉咲は「きのうも食べた」と明かした。

 “無視”について杉咲は「会話してても、連絡をとったりしてるときも返事早いじゃん。マメな人だなって思うけど、ここ返事来ないんだってときがある」とぶっちゃけ。成田は「うそ、ごめん。それは誰にでもやってるんだね」と反省した。

 杉咲はいまの気分を「『おちょやん』終わって間もないけど、きょう(ラジオ収録)があるから心折れなかったかも。すごい楽しみだった。きょう終わったら会えないやん」と告白した。成田が「うん、そうだね」というと、「ドライやな」とつっこんだ。

 「だから寂しい」と悲しむ杉咲に、成田は「しょうがない。現場ってそういうもんだから」と冷静に言い放った。しかし、「そうですよ」といじけた杉咲が「あんなクランクアップで泣いてたのに」と暴露すると、成田は「おい言うなよ」と全力で制止した。

 最後に成田から小声で「『明日もきっと晴れやな』って言って」と注文され、杉咲は視聴者とリスナーに感謝した後、「明日もきっと晴れやな」と笑いつつ「おちょやん」の主題歌「泣き笑いのエピソード」を紹介した。

 エンディングで杉咲は「『おちょやん』の放送も無事に終わって、本当に終わりなんだなと思うと寂しすぎて…」と涙声に。「ホント、寂しくて終わりたくないんですけど、ちゃんと次に進んで行かないとなと…思います。「寂しい、もう嫌だ!やばい。『おちょやん』始まってから、涙腺緩み過ぎちゃって」と吐露。仕切り直すと「『おちょやん』はこれからも残り続ける作品だと思うので、何度でも楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけた。

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