テリー伊藤、ワクチン先行接種「菅さんが言わなくちゃ」政府の準備不足指摘
テレビプロデューサーでタレントのテリー伊藤が16日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、新型コロナウイルスワクチンの先行接種が“抜け駆け”と非難されていることに言及。菅義偉首相のインフォメーションの不足と批判した。
多くの地方自治体で、首長らのワクチン先行接種が次々と明らかになってきている。テリーは余ったワクチンは学校や幼稚園の先生、首長らが打つべきとした。
「余ってるワクチンをどうするか、そんなことは想定内」とした上で、「(首長らに)先に打ってもらうということを、本当は菅さんなりですね、言わなくちゃいけないんです、ワクチンが来る段階で」と指摘。しかし、実際には政府から、余ったワクチンの扱いについてのインフォメーションはなかったため「『余ったのを先にやっちゃったらどうするんだ』となった」と騒動が拡大したと説明した。テリー自身は「公的にある人が(先に)やるっていうのは全然悪いことじゃないし、菅さん、小池さんがもし1週間倒れたらそれこそ(コロナ対応が)止まっちゃいますからね」と首長らの先行接種を容認していた。