尾上松也×生田斗真 夢叶った同級生タッグ 主催自主公演に特別出演に斗真「鳥肌立った」
歌舞伎俳優・尾上松也(36)が主宰する歌舞伎自主公演「挑むVol.10 ~完~」(8月13日開幕。東京・本多劇場)に、俳優・生田斗真(36)が特別出演することが16日、分かった。同公演は松也が立ち上げ09年から実施し、4年ぶり10度目の開催の今回が最終公演となる。
2人は堀越高校の同級生。松也にとっての節目の舞台に生田が駆けつける。松也は「生田さんとは20年以上のお付き合いになり、私は学生時代から『斗真と一緒に歌舞伎の作品を作る』というのが夢でございました」と感慨に浸った。
一方の生田も高校時代からの悲願実現に「今回お話をいただいたとき、その時の思い出が蘇って鳥肌が立ちました」と心を震わせ「何事にも臆さず、常に挑戦し続けている松也さんの姿を近くで見ていて、たくさんの刺激を受けてきました。彼の思いに背中を押され、人生初の歌舞伎に挑みます」と話した。
演目は新作歌舞伎「赤銅鈴之助」。原作は少年剣士の活躍を画く名作の同名漫画。1957年から放送されたテレビドラマ版(KRテレビ・現TBS)では、05年に死去した松也の父・六代目尾上松助さんが主役を演じており、松也は「大変感慨深いです」と天国の父に思いをはせた。