吉村知事 累計コロナ死者数、東京超えも「実は第4波の方が致死率少ない」
大阪府の吉村洋文知事(45)が17日、府庁で囲み会見に応じた。大阪府の新型コロナウイルスでの累計死者数が16日に1958人となり、東京都の1951人を上回ったことについて「感染者数が非常に多いというか、感染者数を減らさないとお亡くなりになる方が出てきてしまう。一人でも感染者数を少なくしていくことが重要になってくると思います」と述べた。
会見で吉村知事は、感染者の致死率を分析した結果、第3波の時は約2・5%、第4波は1・5%だとして「第4波の方が、実は致死率のパーセントとしては少ないという状況」と説明した。
続けて「ただ、感染者数が非常に多い。1000人を超える感染者数が3週間続くという状況にもなってきてます。どうしても感染者の数が多くなると、一定お亡くなりになる方が出てくる」と、死者数急増の要因を挙げた。
吉村知事は「医療体制の強化に加えて、一人でも感染者数を少なくしていくことが重要になってくる」と改めて強調した。