矢野奨吾 落語・講談を擬人化したラジオドラマ「談志師匠に近づけるように」

 声優の矢野奨吾(32)と小南光司(26)が18日、オンラインで行われた文化放送の定例社長会見にゲストとして出席した。

 3月末にスタートした文化放送開局70周年記念企画「矢野・小南 絵物語WA-GEI」(月曜、後9・00)のパーソナリティーを務める2人。同番組は、落語・講談の演目を擬人化したラジオドラマ。架空の元号「太正」4年を舞台に、絵草紙から実体化した芝浜(矢野)、怪僧伝達(小南)らの依紙(よりがみ)たちが、東京を破滅させようとする怨霊たちに戦いを挑む。

 番組を通じ、落語や講談に親しむようになったという小南は「うかつに手を出すと、どっぷりハマってしまう芸事だと思います」とすっかり心酔した様子。演じる上で参考にしている語り部は?という質問に矢野は「『芝浜』の立川談志師匠。そんなに声を張らないのに、ユーモアのある感じ。近づけるように勉強しています」と明かした。続けて、今後の展開については「やっぱり声優という職業柄、アニメになったら面白いと思います」とニッコリ。「公開収録でもリスナーとアツく盛り上がれたら」と思い描いた。

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