「あさイチ」男性アナ2人が痔をカミングアウト、手術実況…2人の発案企画にネット拍手
19日に放送されたNHK「あさイチ」では、痔を特集。2人の男性アナウンサーが体を張った体験談を披露し、ネットでも話題となった。
この日の「あさイチ」は「人には言えない!?お尻の悩み 痔」をテーマに、2人の男性アナが自らの体験を披露した。
スタジオで進行を務めた石井隆広アナは、昨年末に「急に痔になって。1月2月は地獄だった」と振り返り「3月に手術して、今はいいが…辛かったです」としみじみ振り返った。
また4月から「あさイチ」リポーターに加わった矢崎智之アナウンサーは、実際に入院、手術を受けたところを自撮り撮影し、公開。矢崎アナは2月15日にお尻に違和感を覚え、1週間後に「焼けるような痛み」となったことから肛門科を受診。当時は「座るのも辛くて。でも仕事もあるので平然とした顔をしていた」というが、結局4月末に入院、手術を受けることになったという。
矢崎アナは入院中はもちろん、手術の最中も自撮り撮影。「何かされている感覚はほとんどありません」「痔の種類の3つのうち、2つをコンプリート」など、手術中に実況も行った。このVTRにゲストの島崎和歌子も「すごい、実況しながら…」と笑いながら驚いた。
矢崎アナはこの入院、手術のカミングアウトについて「不安は一切ない」「カミングアウトで周りが手術を応援してくれた」とも語った。
実はこの企画は、石井アナ、矢崎アナ2人の発案企画だったという。視聴者から「志願?それとも業務命令?」という質問が届いたことに、2人は「多くの人に知ってもらいたいと、自ら提案しました」「私も不安がなくなった。1人で抱え込んでいる人がいたら、ぜひ受診してください。そのことだけを伝えたかった」と、熱く呼びかけていた。
2人の体験談披露にネットでは「矢崎アナ、本当にお疲れ様です」「お二人の思いと勇気に天晴れ」「石井アナと矢崎アナ、カミングアウトと貴重な体験談ありがとうございます」「矢崎アナと石井アナの発案だったの?ますます拍手喝采」「お大痔に」などの声が上がっている。