“逃げ恥婚”に列島騒然 共演陣も祝福の嵐…石田ゆり子「びっくりして鼻血出そう」
女優の新垣結衣(32)とシンガー・ソングライターで俳優の星野源(40)が19日、結婚することを発表した。TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で夫婦役を演じた2人の電撃婚に列島は騒然。ネットにはお祝いの書き込みがあふれ、「恋ダンス」「ガッキーロス」などの関連ワードが、トレンドランキングの上位を占めた。「逃げ恥」の共演キャスト陣も驚きつつ、ドラマを地で行くサプライズ婚を祝福した。
新垣演じる「みくり」の親友、「やっさん」役で出演した真野恵里菜(30)は、生活拠点であるスペインでSNSを更新した。「スペインは朝だったので夢なのか現実なのか、私は今やっさんなのか一瞬びっくりしたけど、ただただ幸せな気持ちで胸がいっぱいになりました」と、“時差ボケ”でドラマとリアルを混同。「お二人の幸せを心からお祈りします!」と結んで、笑顔の絵文字を添えた。
みくりの叔母の「百合ちゃん」を演じた石田ゆり子(51)は、「びっくりして鼻血が出そうなんですけど。涙目なんですけど、すっぴんなんですけど、わたしのことはどうでもいいけど、百合ちゃん、役のままの気持ちです。おめでとう」と、インスタグラムで化粧っ気のない顔を半分隠した写真と共にコメント。連ドラ版の作中では、突然結婚したみくりに驚く役どころだったが、現実世界で再現する形となった。
“両親”もSNSで祝福した。みくりの父親役の宇梶剛士(58)は、「自分のところにまで祝福のお便りが山ほど届いております。それほど多くの人に愛されたドラマであり、お2人であったのでしょう」としみじみ。平匡の母親役の高橋ひとみ(59)も「平匡&みくりさん…あッ!星野源さん、新垣結衣さん、ご結婚おめでとうございます。嬉しすぎます」とおちゃめに慶事を受け止めた。
ドラマの原作漫画家・海乃つなみ氏も「皆さん、私にまでおめでとうメッセージ、ありがとうございます」と報告した。
◆舘ひろし(07年のTBS系ドラマ『パパとムスメの7日間』で父娘役で共演)「ドラマ「共演したとき、結衣は女子高生役でしたね。もう、結婚する年になったんだなと、親心のような気持ちでとても嬉しいです。本当におめでとう!」
◆TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」
2016年放送。初回視聴率こそ10・2%だったが、回を追うごとに数字を伸ばし最終回は20・8%で同年放送の民放ドラマ1位の数字をたたき出した。
星野が歌うエンディングテーマ曲「恋」も大ヒット。曲に合わせて新垣らがキュートに踊る「恋ダンス」は、SNS上で多くの人がカバー動画をアップするなど社会現象に。「第67回NHK紅白歌合戦」では、2年連続で出場となった星野が同曲を熱唱。ゲスト審査員を務めた新垣と“再会”し新垣が照れながら「恋ダンス」を披露し話題となった。
17年3月下旬発売のドラマの「Blu-ray BOX」は歴代ドラマBD(ブルーレイディスク)最高の累積売上4・2万枚を記録。(オリコン調べ。21年5月24日付)