三浦建太郎氏死去で「ベルセルク」未完に…ファン悲痛「先生が一番無念」
「ベルセルク」などの代表作がある漫画家・三浦建太郎氏が6日に急性大動脈解離で亡くなったことが20日、分かった。54歳。白泉社が公式ツイッターなどで公表した。すでに葬儀、告別式は家族で執り行われたという。
「ベルセルク」は現在も白泉社の「ヤングアニマル」で連載中。89年から連載を開始し、今年の1月に最新話が掲載されていた。単行本は18年9月に40巻が発売された。コミック累計は4000万部を越える人気作品。
主人公・ガッツの復讐を描いたもので、剣や魔法で怪物を倒していく物語。緻密で重厚な世界観が人気の一端を担っている。
結局、未完のまま三浦氏は急逝。作品の大ファンだったチョコレートプラネットの長田庄平はすぐさまツイッターで「うそだ、、、、ベルセルクが、、、完結するまで死ねないと思っていた作品なのに 三浦建太郎先生ご冥福をお祈りいたします」とショックをにじませた。
なだぎ武もツイッターで「ビックリでショックで悲しい…54歳…若すぎる」「1巻1巻まだかまだかと心待ちにしながら新刊を楽しみにしてました。未完のままなんて…」「心よりご冥福をお祈りいたします」とショックの色がありあり。
ネットでも「ベルセルクが未完の大作になってしまった」「先生が一番無念でしょうに」「あれほどの大作がもう読めないなんて…」と残念がる声があふれていた。