イモトアヤコ聖火ランナー辞退で鳥取県知事が謝罪 経緯虚偽説明は事務所意向か

 鳥取県の平井伸治知事は20日の記者会見で、タレントのイモトアヤコ(35)らが、県内の東京五輪聖火リレーランナーを辞退した経緯について「県が辞退を求めた」とした説明は虚偽だったと明らかにし、謝罪した。実際はイモト側から辞退の意向が示されたが、イモトの事務所の意向に応じた説明だったとした。

 平井知事は辞退を発表した4月22日の記者会見で「密集を避けるため、著名人が公道を走ることは控えてもらいたいと伝えている」などと説明。県担当者がその後、「県が大会組織委員会を通じて事務所に辞退を要請した」と話していた。

 また、京都府で25、26日に開かれる東京五輪の聖火リレーで、俳優の吉岡里帆(28)がランナーとしての参加を取りやめたことがスポンサーの日本コカ・コーラへの取材で分かった。緊急事態宣言の延長で、公道でのリレーが中止となったことが理由。同社は、茶飲料「綾鷹」ブランドの代表として吉岡を選び、2日目に宇治市を走る予定だった。

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