高須克弥氏の女性秘書も押印 愛知県知事リコール運動署名偽造事件
愛知県知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件に関連し、運動を主導した美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(76)の女性秘書が、他人の氏名が書かれた署名簿に自身の指印を押したと高須氏に報告していたことが20日、分かった。
高須氏によると、秘書は昨年10月下旬~11月上旬ごろ、名古屋市内の公共施設で押印がない大量の署名簿に自身の指印を押したと今年4月中旬に明かした。高須氏は、地方自治法違反の疑いで逮捕された運動事務局長田中孝博容疑者(59)の指示と受け取った可能性があると指摘した。運動事務局の元幹部で同県常滑市議だった山田豪氏も田中容疑者の指示で署名簿に指印を押したと証言している。