「利益しか考えてない!」カンニング竹山、五輪開催容認のIOCコーツ氏にブチギレ

 タレントのカンニング竹山が23日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、IOCのジョン・コーツ調整委員長にブチギレた。

 コロナ禍の中、東京五輪開催・中止についてさまざまな意見があるが、竹山は「できたらやった方がいいと思う」と一応は前向き。しかし、コーツ氏については「あいつは自分の利益しか考えてない!」とバッサリ。関係者らがIOCを気遣うような状況もふに落ちないようで「なんでみんなペコペコしてんのかなと。『黙ってろ、お前』って言ったらいいんですよ」と言い切った。

 コーツ氏は今月21日まで3日間行われたIOCと大会組織委の合同会議後、緊急事態宣言下でも五輪が開催できるかどうか問われ「(宣言下でも)安全安心な開催はできると言われている。(開催は)イエスだ」と答えていた。

 ダウンタウンの松本人志もコーツ氏の言葉には納得いっていないようで「『緊急事態宣言中であったとしても(五輪を)やる』って、なんでコーツが言ってんの」と口をとがらせた。竹山はコーツ氏について「何も偉くないっすよ。何も偉くねぇ!!」とますますヒートアップ。「ずーっとスポーツはやって頑張ってきたかもしんないけど、それだけのジジイですからね」とキレ芸ではなく、ガチギレで声を荒らげた。

 ただ、エンディングでは「強くIOCのこと言っちゃったから、バレてIOCから怒られるのはいやだな。できたらIOCの人は見ないでほしい」とクールダウン。竹山は今年3月に、小池百合子東京都知事が出演するYouTube動画についての発言で、都から間違いを指摘されるなどしていたこともあり、最後は「またモメるのはいやですから」とポツリとつぶやいた。

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