三浦瑠麗氏 さざ波辞任の高橋洋一氏を分析「飲食店全部つぶれてもまた出てくると見ている」

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が25日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。ツイッターでの発言が原因で、嘉悦大教授の高橋洋一氏が内閣官房参与を辞任した件を解説した。

 高橋氏は、今月9日に「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と感染状況について書き込み、21日には「日本の緊急事態宣言といっても欧米から見れば戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな『屁みたいな』とは日本の行動制限の弱さとの意味」とつぶやいた。

 この2通の書き込みについて、三浦氏は「最初のツイートは何が言いたいか分かる、下品だけど。でも2番目はどこ目線なのかがよく分からない。一番目の『さざ波』という立場を取るならば、飲食店に課されている制限は厳しすぎるんじゃないかと考えてもおかしくないが『屁みたいな』という」と疑問視。「具体的に何をするべきだと高橋さんが提言しているように見えないのが一番問題なのかな」と指摘した。

 その上で「高橋さんはマクロ経済の人。ミクロのアクターがどんなに苦しんでも、2年間で飲食店がほぼ全部つぶれても、雨後のタケノコのようにまた出てくるだろうと見ているんじゃないかな。少し共感が足りないのは、そこの問題ですよね」と分析した。

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